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谷本秀吉  / ネクスジェンデジタル株式会社 代表取締役社長

1998年より総合広告会社にて、マスメディアとインターネット広告のメディアプランニングに従事。2002年GMO NIKKO株式会社(当時 株式会社日広)に入社し、2013年に常務取締役に就任。DMP開発、ビッグデータ解析、コミュニケーションプランニング部門を担当し、複数の大手企業のマーケティングにおけるビッグデータ活用の推進を支援する。2017年4月SMN株式会社アドテクノロジー事業執行役員に就任。2019年9月にネクスジェンデジタル株式会社を発足させ、代表取締役社長に就任する。

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塚本圭一 / ネクスジェンデジタル株式会社 取締役 兼 アカウントプランニング部 部長

2006年株式会社サイバーエージェント入社。グループ会社などを経てマスメディアとネットメディアの広告業務に従事し、営業にて多数のMVPを受賞。2018年クックパッド株式会社に転職してマーケティングサポート事業部営業副部長に就任。ネクスジェンデジタル株式会社へのジョインは2019年9月。2020年6月取締役就任。マーケティングAI「VALIS-Cockpit(ヴァリス・コクピット)」を活用した広告営業全般の責任者を務める。

SMNのプロダクトを
広告主に広める会社が必要(谷本)

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ネクスジェンデジタルを立ち上げた経緯は?
谷本さん

きっかけは、「ダイレクトに広告主に課題解決していく組織・会社があっても良いのではないか」と考えたことです。
ソニーグループであるSMNは、高い技術力を持ったマーケティング・テクノロジー会社で、Logicad(ロジカド)やVALIS(ヴァリス)シリーズなど、AIや技術力を駆使したプロダクトを開発しています。そして、広告代理店をメインに取引を拡大しています。「SMNのプロダクトをもっと広告主にも広めていきたい」と思った私は、組織を別建てにして、「エージェンシー」としてダイレクトに広告主に向き合う会社を構想しました。

この考えは、私が入社した2017年4月からありました。ただ途中様々なことがあり、構想実現までには2年半もかかってしまいました。途中戦略を見直さなければならないことがあったわけですが、だからといってネクスジェンデジタルが実現したい事業構想の可能性がなくなるものではないと思っていましたので、プロジェクトメンバーと一緒に事業戦略を作り直しました。これが結構大変でした。

構想起案書は、目標・目的・計画に確からしさをもたせなくてはなりません。戦略や戦術、顧客ターゲットなどのシナリオを練りながら、人事管理や労務、設備、オフィス環境といった、法人にするための調整もしていきました。
そして、2019年9月1日にネクスジェンデジタル株式会社が始動。その半月後に塚本さんがジョインしました。

塚本さん

私が入社したきっかけは、SMNにいる前職の知り合いが谷本さんを紹介してくれたことです。ソニーグループの技術力と新会社立ち上げへの挑戦という環境に惹かれ、「一緒にやらせていただきたい」と思いました。
前職では、さまざまなメディアやサービスの立ち上げを間近で見ていましたが、それは数ある社員のうちの数人が関われることで、自分にはなかなか機会はありませんでした。ですから、谷本さんとの出会いは良いきっかけでした。
それにしても、正直に言ってしまうと、ジョインしたときは本当に「何もない更地」でしたね。クライアントの見通しも契約関係の書類もない。会社概要は作っている最中でしたし。

谷本さん

取引のためのメディア企業やパートナー企業との商談や、サービスの策定と構築、オフィス環境の整備、そしてクライアントの開拓など。すべてを二人三脚でやっていったよね。

経験のなかったメンバーが
大型案件を受注し始めた(塚本)

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一年が過ぎて成功体験は出てきていますか?
谷本さん

いい経験も悪い経験も、失敗も成功もあった一年間でした。勉強させられることがいっぱいありましたが、おかげさまで大きなクライアント複数社とお取引ができ、急成長することができました。
実は、9月に立ち上げてすぐにクライアント開拓ができて、仕事を受注することができたので、10月には売り上げがあり、そこから躍進が始まったと思います。

かといって順風満帆で来たわけではありません。そこには大変な苦労がありました。自分一人では絶対にできなかったことであり、大きな努力を経て、メンバーがたくましく成長してくれました。

塚本さん

メンバーは入社2年目が多く、みな広告代理店経験がありませんでした。でもいま、各自が一人で提案できるようになっていて、大型受注も決めてくれて、一人ひとりが大きく変わってきていることを実感しています。商材や大きなクライアントも増えているので、会社としては結構な規模になってきていると思っています。

谷本さん

いま、塚本さんや11人のメンバーのたくましさが、ネクスジェンデジタルを大きく下支えしていて、非常に心強い組織になっています。男女比も1:1になりました(2020年9月時点)。
立ち上げるときに、SMNからは「やるからには大きく。ソニーグループ内外にインパクトをもたらすようなことを」と言われて、大きな期待と応援を感じました。でも、クライアントはゼロでした。

事業を立ち上げるときの心構えの半分は「勇気」だと思います。「こういう風にやったら、きっと上手くいくはずだ」と本気で計画しているので、私には「必ずこれで成功するんだ」という自信はありました。でも未来はわからない。だから勇気を持つことが必要でした。

会社のフィロソフィーは、仲間が成長するための羅針盤(谷本)

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メンバーとはどのようにコミュニケーションを取っていますか?
谷本さん

私は「フィロソフィー」をすごく大事にしていて、毎週、全社定例会議で読み上げています。ネクスジェンデジタルのフィロソフィーは「MISSION」「VISION」「VALUE」。これは事業立ち上げ時の創業期メンバーみんなで考えたものです。

なかでも「VALUE」には、「ノーリミット」「トラスペアレンシー(透明性)」「ユーザーファースト」を掲げています。固定概念に囚われて、限界を自分で作っていないか。クライアントやユーザーに対して、透明性を持って誠心誠意対応できているか。そして、ユーザーを一番に考えられているか。
広告というのは危険な要素もはらんでいて、人を騙して、物を買ってもらったりサービスを提供したりできてしまう。私たちは、取引先やパートナー企業も含めて、ユーザーのことを第一に考えなくてはなりません。

全社定例会議では、フィロソフィーを軸に思っていることを話していますが、行き着くところは目標達成に対するチャレンジです。仲間の成長なくして目標達成はあり得ません。「みんなの成長があって会社が成長するのだ」と言っています。
毎回1時間、そのようなことを話しています。こんな具合に、自己成長意識を圧倒的に高くして臨む社長が目の前にいると、塚本さん以下、メンバーは大変という状態です(笑)。

塚本さん

私も、これまでのキャリアを通じて、フィロソフィーを意識するかしないかは、仕事をする上で重要だと実感しています。「クライアントのためにか、売り上げのためにか」など、現場の案件で判断に迷ったとき、最終的にはフィロソフィーが判断材料になってきます。また、ベテランになって「なぜここで働いているのだろう」「何でこの仕事をしているのだろう」と考えたとき、会社の方針に納得があるかないかが重要なポイントになってくるのです。
若手のうちは、こういうことになかなか気づけないのですが、谷本さんが毎週フィロソフィーをおっしゃってくれているおかげで、みんなのなかに意識が擦り込まれていると思います。

谷本さん

一言で言えば、フィロソフィーは会社のクレド(信条)であり、仲間が成長して行く上での羅針盤です。

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若手に何を求めていますか?
谷本さん

ネクスジェンデジタルは、会社としては小さいのですが、関係する人や物事が非常に多くて複雑で、入社したらとても面食らうと思います。
クライアントの課題というのは、掘れば掘るほどいろいろ出てきて、もっと「こうすべきだ」「ああすべきだ」と議論が膨らみます。それはそれで良いことなのですが、その分大変で、納期も迫ってきます。そういったことを考えると、若手に求めているものの一つは「志を高く持つ」になります。それは、「圧倒的に誰よりも成長するんだ」という意識です。「新しいデジタルエージェンシーを実現して、未来に何かを残したい」という思いを本気で持つことが大切だと思っています。

私は「社会人としての自己実現」がすごく重要だと思っています。自分がどれだけ成長したいのか。自分がどうなりたいのか。その意識が、仲間や組織・会社、クライアント、そして社会に貢献していく先にあるべきです。この、仕事の延長線上に自己実現的な欲求を描くことが「志高く」です。今の自分でも想像し得ないことでも、他人から笑われるようなことでもいいですから、志は非常に欲張りに高く持って欲しい。人間は真剣に考えていれば、いつか何かをやってのけると思っていますので、大きな思いを持った人と一緒に成長していきたいと思っています。

私が意識するのは、一人ひとりが、誇れるような素晴らしい成功体験をどうしたら創出できるかです。会社は一つの社会的公器ですから、みんながその公器の恩恵を受けて、何か喜ばしい出来事や、大きな難題をクリアする達成感を味わえることを目指しています。

統合的なマーケティングで、
コミュニケーションをとっていく(塚本)

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どのようなインターネット広告業界の未来を想像していますか?
谷本さん

「100年後、200年後の未来になったとき、インターネットの誕生は産業革命として歴史づけられているだろう」と言われていて、私もその通りだと思っています。
歴史的に産業革命は50年以上の継続的な成長を続けるそうで、仮にインターネットの普及元年をWindows95が出た1995年とすると、2020年のいまはまだ半分ということになります。間違いなくあと30年以上、インターネットを通じた経済や社会の成長は続くものだと思っています。
そして、そのような成長環境に自分たちが身を置いているとうことはラッキーで、すごいチャンスです。当然、向かい風より追い風の方が自分の成長も早くなります。インターネット広告業界は、非常に喜ばしい環境が続くと感じています。

塚本さん

追い風が吹くなかで、いろいろなデバイスやサービスが出てきています。ユーザーはコミュニケーションの機会が増えていて、ますます情報を取捨選択しなくてはならない状況にあり、多様なコミュニケーションチャネルを統合的にマーケティングすることが求められていきます。ネクスジェンデジタルの会社概要で謳っているIMC(インテグレイテッド・マーケティング・コミュニケーション)です。
統合的なマーケティングを意識しながらしっかりとコミュニケーションデザインを行い、クライアントの課題を吸い上げ、解決をアウトプットしていくことが成長の鍵だと思います。

失敗しても経験は得られる。
次につなげることが大事(谷本)

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最後に、新規事業の醍醐味を教えてください。
塚本さん

私が社会人になった当時、新規事業を経験できるような状況はなかなかありませんでしたが、いまでは学生でも普通に起業します。また、若い人が作ったサービスを年齢が高い人が使うことも当たり前になりました。
そうやって考えると、事業を立ち上げて、早い段階から若い力を生かして欲しいと思っています。スタートアップを経験すれば、その後の社会人人生はまったく変わってきます。若い人にはどんどんトライして欲しいですね。
一方で、自分ぐらいの世代は「負けていられない」という気持ちが強い(笑)。歳を重ねることで社会人としての経験値は身についていきますので、私たちはそういったものを若手の方と共有しながら、彼らの新しい発想を柔軟に取り入れていきたいと思っています。

谷本さん

私は、会社のなかで新規事業をやれるということは、一つの大きなチャンスだと思っています。自己資金では到底できないことを計画立てられるのは、非常に大きな魅力です。しかし、立ち上げに携わったということで満足してはなりません。「会社の資本を使う限り、必ずリターンを返す」という意気込みが要諦です。

事業を成功させるのは甘くないと、私は肌身で感じています。実際、成功する確率の方が低いです。でも、そこにやりがいはないかというと、非常にある領域だと思いますので、「必ず成功させるんだ」という熱意を持ってチャレンジすべきです。
手を上げて「こういうことをやりたいです」というのは、自分が一番大変な思いをすることになるので難しいと思いますが、失敗を恐れずにやって欲しい。事業の立ち上げに失敗しても経験は得られます。次につなげられるかが大事なのです。