SMN株式会社

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内藤剛人 / a.i lab. 執行役員

1997年ソニー株式会社入社。3Dアバターを使ったコミュニティサービスの立ち上げ、Blog/SNS のテキストマイニングやインフルエンサー分析などの研究を経て、2006年にKDDIと共同でLISMO向け音楽コミュニティ“うたとも”を立ち上げる。2011年Android Walkman(初代)を立ち上げ、ソニー CSLにてIoTサービス事業化(失敗)を経て、2014年よりXperiaのCamera/Albumアプリの開発統括を行う。2019年にSMNにjoinし、VALIS-Engine、VALIS-Cockpitを開発する組織 a.i lab. の担当執行役員に就任する。
SonyMVP 2006 受賞。2006〜2012 年までDistinguished Researcher。

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安田崇浩 / 技術開発部

2002年ソニー株式会社入社。通信技術の研究開発を3年ほど担当した後、2007年にソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社へ。奈良先端科学技術大学院大学と自然言語処理技術の共同研究を実施し、その成果からSo-ne tでブログ解析の実験サービスをリリース。また、アマゾンクラウドを開始当初から活用し、先進ユーザーとしてケーススタディとなり、AWSカンファレンス、AWS Tokyoで登壇実績あり。SMN株式会社には2011年よりJoinし、ビッグデータ処理技術を駆使して、広告配信システムLogicadをゼロから開発する。

新しい事業を生み出すことが私たちのミッション(内藤)

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お二人が入社された経緯と、現在のお仕事内容を教えてください。
内藤

私はAI研究開発部署である「a.i lab.」という組織の責任者をしています。a.i lab.の「a.i」は人工知能のAIではなく、”ambitious innovation”の略で、新しい事業を生み出すための研究開発を行っていく意味を込めています。現在SMNはAIを活用したビジネスを複数行っており、機械学習技術の研究開発と、それを活用したビジネス開発に私たちは取り組んでいます。

私自身のキャリアのお話ですと、前職はソニーモバイルコミュニケーションズに籍を置いていました。SMNへジョインしたきっかけは、a.i lab.の責任者だった山本氏が後任を探しているということで、以前から知り合いだった私にお声がけいただきました。山本はソニーにおいて、人工知能の研究では第一人者として活躍していた人物で以前から尊敬しており、実際に話を聞いたところ SMNでは面白そうな研究をしており、また、若くて優秀なメンバーがたくさん集まっているところに魅力を感じました。ソニー時代に一緒のチームで働いていた安田が技術開発部門の責任者をしていたことも、縁があるなと思いました。

安田

私は新卒でソニーに入社し、内藤と一緒にインターネット事業の研究開発に携わったのち、ソネット(現:ソニーネットワークコミュニケーションズ)に移り、ウェブ研究開発など、実験的なことをやらせてもらっていました。その後、SMNを子会社として買収した際にエンジニアが足りないので協力してほしいと言われて、2010年に出向しました。
当時はアドネットワークという広告事業を展開していたのですが、私がジョインした頃にDSPと呼ばれる、アドネットワークが進化したようなシステムがアメリカで誕生し、そうしたビジネスモデルはいずれ日本にも来るだろうと予測し、会社としても新たにDSP事業を立ち上げることにしました。それが現在のLogicadです。インターネット広告を配信するための基盤をゼロから作り、ある程度ここまで順調にきて、上場するというタイミングもあり正式入社に至ったというのがこれまでの経緯です。現在はLogicadのサービスを拡大し続けながら、開発運用を続けることが私のミッションとなっています。

丁寧にきちんと作ることにフォーカスしてきたことが
Logicadの評価につながった(安田)

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SMNは「技術力」を強みとしています。お二人の組織を支える技術力とはどのようなところからきているのでしょうか?
安田

SMNが国内のアドテク企業と比べて優位性があると感じるのは、「技術」があるということ。これは、私たちが秀でていたというよりは、最初から、大規模システムを想定し、丁寧にきちんと作るということにフォーカスしてきたことが大きいと思っています。

まず、収益の大きいインターネット広告業界では、新しいシステムをスピーディーにつくることが求められます。そうしたシステム依存の構造があるにも関わらず、10年前はまだ技術者が不足していたこともあり、実は他社はLogicadほど丁寧にシステムを作れていなかったという状況があったと思います。
私たちがLogicadをゼロから作ることに取り組み始めたときにはすでにアドネットワークと比較しても2桁、3桁くらい違う大規模なシステムを構想していました。ちなみに、現在のLogicadの処理量でいうと先月のリクエスト数は月間5000億を超えたのですが、当時は100億でも全く想像できないレベルでした。なにしろ1000万PVあれば「おー!」となるような時代でしたからね(笑)。月間数千億を超えるトラフィックに耐えうるシステムを作るということは、アーキテクチャを考えるところから全然違ってくるわけです。

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初期段階から事業と市場の拡大を見越して、そのトラフィックに耐えうる設計をしてきたということですね。
安田

具体的には、何千億という量のデータを扱うような世界になると、メモリ量をどれだけ少なくするのか、ディスクの読み書きをどれだけ少なくするのか、それこそ何ミリ・何秒縮められるのかといったミクロな調整がマクロに効いてきます。最初から大量のデータを効率よく扱うということにフォーカスし、そうしたミクロな部分にも関心を持って手を打ってきたことが大きかったと思います。エンジニアも、コツコツ丁寧に作ることが好きな人を集めて、日々試行錯誤を積み重ねた結果が今につながり、「Logicadは技術的によくできているよね」という評価をいただけたのだと思っています。

内藤

a.i lab.を支えている技術力でいうと、私の前任者を含め、a.i lab.という組織を立ち上げたのが、ソニーのR&DでAI研究の本流をやっていた人たちだったことが大きいと思っています。長年、日本のAI研究をリードしてきたソニーのプロフェッショナルたちが土台を作り、その後SMNとしても独自に採用活動を実施し、新卒採用も含めて大変優秀な人たちが集まりました。新卒入社のメンバーには大学院の博士課程を経てきた学生もいて研究思考の人たちなので、自主的な勉強会も継続的に行われ、互いに成長し合おうという気概に溢れています。例えば、VALIS-Cockpitというインサイト分析を行うプロダクトは、ソニー出身メンバーと、新卒や中途で入ってきたメンバーが立ち上げたもので、現在は事業の一つの柱にまで育っています。一人ひとりが研究熱心で発信力があり、互いの長所を生かし合いながら新しいビジネスを立ち上げていったというところが、確かな技術力につながっていると思っています。

開発とビジネス職の距離が近く
ビジネスのダイナミズムを味わえる(内藤)

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SMNという会社の特徴をどう捉えていますか?
内藤

200人規模の会社なので、エンジニアとビジネスの距離が非常に近いことが特徴だと感じています。実際に交流も頻繁にあり、フィードバックが早いことは技術者にとっては大きなメリットですね。
大きな組織の中で研究をしていると、消費者やクライアントとの距離が遠く、なかなか消費者の生の声をもとに製品を作っていくということが難しい。だから、目玉となる機能を頑張って開発したのに、売上には全然反映されていなかったということが起こったりするわけです(笑)。

SMNでは、私たちa.i lab.の施策が何十億と収益を上げている Logicadビジネスに組み込まれおり、実際に使われている現場が目の前にあるので、その施策が上手くいったかどうかが金額でダイレクトに跳ね返ってきます。動いている金額も桁違いに大きいので、緊張感をもって仕事ができますし、いわゆるPDCAを高速に回すことができるという点でも、得るものは非常に大きい。そういう意味では一流のエンジニアがそろった環境で開発ができ、開発したものがビジネスマーケットに数字としてダイレクトに反映されるというダイナミズムを味わえる、非常に恵まれた職場であると思っています。

安田

PDCAの話でいうと、実験したものが売上に直結するという話もそうなのですが、ビッグデータを非常に身近に扱えるという環境も特徴の一つですね。エンジニアの人数や会社の規模に対して、データの量が桁違いに大きく、そのデータを扱ってビジネスができるという環境はそうそうないかなと思います。エンジニアを採用する時も、トラフィックの多さやデータ量というところは魅力に感じてもらえていることが多いですね。
その理由は単純で、扱うデータの量が大きいとエンジニアが解決すべき課題や、導入すべき技術、さらに必要なスキルなどがいろいろ出てくるので、その環境下で仕事をするということは、必然的にいろんなチャレンジができるということだからです。エンジニアリングでしか解決できない課題がたくさんあるということはやりがいにつながりますし、そうした課題にトライしたいというアグレッシブな技術者にとっては最適な場です。

一つの専門性を持った上で、広い視野と
さまざまなスキルが身に付く環境がある(内藤)

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SMNではエンジニアとしてどのようなスキルを身に付けられるのでしょうか?
安田

技術開発部でいうと、自社サービスで大規模システムを作る経験ができることが魅力の1つだと思います。自社でサーバー構築から実際に広告主が使う画面まで作っているので、技術的レイヤーも広いですしね。その大規模システムを運営、改善していく一員になるということは、当然一部の部品を作るだけではなく、システム全体を一通り理解し、その中でちゃんと動くものを作っていくことになるので、狭い視野ではなく、システムに対して非常に広い視野を持てるエンジニアになれるわけです。

内藤

広いレイヤーにまたがってビッグデータを処理するためには、特有の開発スキルというものが必要になってきます。例えばデータエンジニアやデータアナリスト的な仕事も必要ですし、新しいアルゴリズムを考案したりするデータサイエンティストの仕事も重要です。さらには実際に学習モデルを作ってAI処理を行う機械学習エンジニアに特化したエンジニアリングも必要となります。経験者採用を行う際には、それらのバックグランドを持った方を採用するわけですが、広告ビジネスそのものをやってきたという方はほぼいません。つまり、入社後に業務を通じていろいろと学んでいただくことになるのですが、先ほど言ったように、SMNは、開発とビジネスの距離が近く、実践的な職場なので、そういう意味では、広告ビジネスの知識も自ずと身についていきます。
一つの専門性だけを突き詰めるというより、専門性を持った上で、その他のスキルも身に付けられる環境があると思います。
同じことは、ビジネスのメンバーにも言えますね。技術に対しての深い理解がないとサービスを売ることができないので、技術に関して、積極的に学ぼうとしていますよね。

最先端の技術が集まる環境で
確かな技術力に裏打ちされた事業を立ち上げたい(安田)

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今後、SMNに求められる人材とは?
安田

インターネット広告業界は、毎年新しいことが起こるような業界です。それは面白いことも面白くないこともあるかもしれないですけれど、非常に変化が激しい業界であるといえます。エンジニアとしては、その変化を楽しめるような人が向いていると思います。インターネット広告における技術分野は、業界のなかでも裏方の仕事ではあるのですが、一番お金が動いている分野でもあります。そこにおいては,当然今後も最先端の技術がいち早く導入されていくので、技術的にもビジネス的にも新しいものを取り入れながら、ビジネス面、技術面両方に挑戦していける人が求められると思います。

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今後の目標を教えてください。
安田

私たちは「発想力と技術力で、社会にダイナミズムをもたらす、ユニークな事業開発会社になる」というビジョンを掲げています。実際に今も社内でいくつもの事業が立ち上がっているのですが、新しい事業が立ち上がった時、それが確かな技術力に裏打ちされた事業として成功できる。さらにその事業の中心となるメンバーになれるような人材を育てていきたいなと思っています。

内藤

現在VALIS-Cockpitという新しい事業が立ち上がりましたが、究極にはメンバーの一人ひとりが「VALIS-〇〇」という新しいプロダクトを事業として立ち上げられるようになって欲しいという希望があります。
安田が言うように、広告ビジネスというのは最先端の技術が集結するところで、AIしかり、データ処理しかり、いろいろなジャンルの最先端技術が集まってくるので、そういった環境にドップリ浸かって、研究開発やビジネスをすることはエンジニアとしても本当に幸せなことですよね。さらにこの会社にはビッグデータがあり、実際にビジネスとしてお金が大きく動いていて、ビジネスチャンスに恵まれている会社だとも思います。アンテナを張り、開発だけでなく、ビジネスの知識を深めながら、組織の由来でもある、野望を持ち、新しい変革、イノベーションを生み出す組織にしていきたいですね。