SMN株式会社

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阿部さんプロフィール02

阿部正人 / 執行役員 兼 事業推進部 部長

大学卒業後、ゲームメーカーに入社。ECの責任者やグループ会社でプラットフォームの責任者、ゲームプロデューサーを歴任し、その後ソーシャルゲームやモバイルコンテンツの提供を行う会社にてゲームコンサルティングを担当。オンラインゲーム開発・運営を手掛ける企業ではマーケティングの責任者を務めるなど、20年以上に渡りゲーム業界に従事。2023年10月SMNに入社。
現在は執行役員 兼 事業推進部 部長を務めている。

北川さんプロフィール01 (2) (1)

北川尚毅 / 事業推進部 Strategic Communication Sec. 課長

大学卒業後、デジタル専業の広告エージェンシーに入社、約15年在籍し、営業部門、メディア部門、関連会社の責任者を歴任。
その後、個人事業主としての活動を経て、約5年にわたり学習サービス、コンテンツ、学習者データをプラットフォーム化する事業の責任者を担い、2022年10月にSMN入社。
現在は事業推進部 Strategic Communication Sec.の課長として、ソニーグループのデジタルハウスエージェンシー事業を牽引している。

クライアントの課題を総合的に解決
ー事業推進部の戦略

阿部さんインタビュー風景04 (1) (1)
——
事業推進部の取り組みについて教えてください。
阿部

事業推進部は2024年4月に新設された部署で、ソニーグループのデジタルハウスエージェンシー事業を推進しています。また、クライアントへ直接プロダクトを提供する「ダイレクトセールス」のチームも設け、代理店経由に加え、直接販売チャネルの強化を図っています。ダイレクトセールスは、ハウスエージェンシーの提案営業と共通する部分が多く、クライアントの事業支援や課題解決に向けた提案を行っています。これらの活動を通じて蓄積したノウハウを活かし、ハウスエージェンシー事業と連携しながら、クライアントの多様なニーズに応える体制を強化しています。今後は、自社プロダクトを提供するにとどまらず、幅広い媒体を取り扱うことでクライアントの課題をより総合的に解決していきます。

ソニーグループのデータを活用
ー次世代アドプラットフォームの構築へ

2人インタビュー風景02 (2) (1)
——
ソニーグループのデジタルハウスエージェンシーを目指す背景は何ですか?
阿部

SMNがソニーグループ内でアドテクノロジー事業を担い、デジタルハウスエージェンシーを目指すのは、自然な流れだと思います。この取り組みのきっかけは、デジタル分野に精通した広告代理店とのパートナーシップを結べたことです。私たちだけで立ち上げるのは難しかったため、外部パートナーとの協力が不可欠でした。今回、大手広告代理店とパートナーシップが実現したことは、ハウスエージェンシー事業の推進において非常に大きな一歩です。
また、今後はプライバシー保護の観点から新たな仕組みを開発することが求められます。その中で重要になってくるのが1st Party Data(*1)の活用です。これをソニーグループ内で活用するために、SMNが内部で完結する仕組みを持つことは、ソニーグループ全体にとって大きなメリットになります。最終的には、ソニーグループ全体のデータを活用したアドプラットフォームの構築を目指しており、グループの強みを最大限に活かすことが可能になると考えています。

事業推進部のビジョン
ー新たなマーケットを創出する

北川さんインタビュー風景02 (1)
——
ハウスエージェンシーとダイレクトセールスを展開する事業部のビジョンを教えてください。
北川

当部署のビジョンは、ハウスエージェンシーの仕組みをソニーグループ外にも提供し、ビジネスをさらに拡大していくことです。ハウスエージェンシーで培ったマーケティングのノウハウを、外部のナショナルクライアントなどにも提供することで、新たな収益源を生み出していきます。

阿部

当部署の強みは、北川さんのような経験豊富な方がいること、そして自社プロダクトを持っている点です。ハウスエージェンシーで自社プロダクトを持っていることは非常に珍しく、これが大きなアドバンテージになっています。この強みを活かし、ハウスエージェンシーの仕組みとソニーグループのアドプラットフォームの構築に貢献していきたいと考えています。将来的には、ソニーグループ全体に大きなメリットをもたらすビジョンを描いています。

新しい事業の柱を創り上げる
ー若いチームの挑戦

阿部さんインタビュー風景05 (1)
——
実際に事業部の取り組みを進める中で、感じた課題や感想を教えてください。
阿部

私自身、入社してまだ半年足らずで、グループ全体の理解が浅い部分がありますし、アドテクノロジーに関する知識や経験もまだ不足しています。そのため、多くの方々に助けていただきながら進めています。また、当部署は部門名の通り、事業を強力に推進する場面が多くありますが、不確定な事態に対する判断や、将来のビジョンを描いて周囲を巻き込む経験を持つメンバーはまだ少数です。今後は人材強化に力を入れて行く必要があります。

さらに、新しい事に挑戦する際には、待っているだけでは何も変わりません。自分から積極的に動こうと思える環境を作っていくことが重要だと感じています。メンバーが積極的に行動できるように支援していきたいと考えています。若手が多い組織なので、私たち自身がリーダーシップを持って率先して行動し、その姿を見せることで「自分から動く」文化を根付かせたいと考えています。

北川

部門全体に「新しい事業の柱を創り上げる」という熱気が溢れています。その一方で、不確定な要素が多い中での意思決定や関係者の巻き込みには苦労することもあります。現時点では、チーム全体の経験やマインドセットがまだ十分とは言えませんが、この環境でこそ、自己成長が促進されると感じています。プロジェクトに多くの人が参加し、共に成長していくことを期待しています。

自走力で未来を切り拓く
ー事業推進部が求める人材とは?

北川さんインタビュー風景05 (2)
——
今後、どのような人材が事業推進部に入ってほしいですか?
阿部

自走力のある人材を求めています。言われたことを待つのではなく、自ら仕事を作り、それを最後までやり遂げられる方が理想です。新しいことが次々と起こる部門だからこそ、待ちの姿勢ではなく、主体的に動く力が不可欠です。他者を巻き込む力やコミュニケーション力も大切ですが、それ以上に、自分で動く力を重要視しています。

北川

私も事業推進部には自走する力が必要だと考えています。決まったものをそのまま売るのではなく、新しいことに挑戦するためには、予測不可能な状況にも自分から進んで取り組む覚悟が必要です。「とりあえずこれを試しましたが、返事がありません…」と待つのではなく、「では次にどうするべきか?」と自ら考え、行動することが重要です。これは、ビジネスを推進していく上での基礎力のようなものですね。

「楽しむ」ことが成功のカギ!
ー事業推進部の理想的な姿とは?

2人インタビュー風景12 (1) (2)
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今後事業推進部として目指す姿を教えてください。
阿部

私たちの目標は、全員が楽しんで仕事に取り組める状態を作ることです。これは会社全体で取り組むべき課題でもあります。
例えば、自分が楽しいと思う趣味に対しては、自然と探求心が芽生えますよね。もっと面白くする方法を考えたり、上達しようとするのがその例です。仕事も同様に、楽しい状態のほうが深く考えるし、行動に移しやすいと考えています。業務がうまくいくことで楽しさが生まれますが、うまくいかない場合でも、自ら立て直し、成功に導いた際には達成感を感じ、その達成感が楽しさに繋がります。自己成長を感じられる瞬間が、最も楽しいものです。

——
楽しく仕事に取り組むために、心掛けていることはありますか?
阿部

情報を包み隠さずオープンにすることを心掛けています。状況や会社でのポジションについて可能な限り共有するし、チーム全員が業務に向き合いやすい環境を作っています。情報が共有されることで不安が取り除かれ、業務がスムーズに進むと思います。これは直接的に楽しさに繋がるわけではありませんが、大きな不安が減ることで、仕事のやりやすさが増します。楽しくないと何事も長続きしません。どうせやるなら、楽しもう!
事業推進部は楽しみながら挑戦を続けていきます!

*1: 企業が自身で収集し、保有している顧客データのこと。