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事業を“支援する側”から“行なう側”へーーリスクを共にするからできる経営基盤創り

2018-01-12

Column

ここ数年の事業の拡大を受け、経営体制の強化を進めるソネット・メディア・ネットワークス(SMN)。2017年11月、澤田英希は、VC・コンサルティング業界を経て、事業会社であるSMNへジョインしました。事業を推進・開発する”当事者”として事業に携わりたい。そんな思いを持った澤田の転職ストーリーをご紹介します。

大手のグループ企業=“お堅い”イメージを崩す、自由な環境に身を置いて

「発想力と技術力で、社会にダイナミズムをもたらす、ユニークな事業開発会社になる」をビジョンに掲げ、経営体制の強化をはかっているソネット・メディア・ネットワークス。自社開発の人工知能「VALIS-Engine」をDSP「Logicad」の頭脳として組み込みながら、機械学習領域での技術力を強化し、新規事業の種まきを加速しています。

「規模の拡大と収益力の強化を同時に追求する」ために重要な役割を担う経営企画部のメンバーとして、2017年11月に澤田は入社しました。入社後は、さまざまな部署と情報交換をしながら、拡大期にある会社の基盤を強固なものにしていく方策を模索しています。

澤田は、ソネット・メディア・ネットワークスの強みをこう分析します。

澤田 「大企業ソニーのグループ会社というと、“お堅い文化”をイメージしがちですが、現実は全く違いました。良い意味で“自由な文化”を感じていますね。経営陣もいわゆるサラリーマン経営者とは対極で、いち企業として今後どうすべきか、従業員一人ひとりの想いを尊重し、適切に権限移譲しながらマネジメントに取り組んでいます」

 
そんな澤田は、VC、コンサルティング業界を経て3社目でソネット・メディア・ネットワークスに入社しています。なぜ彼は、まったくの畑違いの業界にチャレンジをしたのでしょうか。

ベンチャーの“生命線”に関わるなかで生まれた、葛藤——

澤田のキャリアのスタートは、VCの日本アジア投資でした。理工学系の大学院でがんに関わる研究をしていたものの、経営に興味があったことから戦略コンサルティングやVC業界を志望していたのです。

日本アジア投資では、ファイナンスというベンチャー企業の生命線に関わるなかで、経営者との信頼関係をベースに、事業が順調なときも苦しいときも一緒に乗り越える体験を積み重ねました。

しかし、次第に投資家の立場での企業への関わり方に、物足りなさを感じるようになったのです。

澤田 「経営陣は投資家に対して、どうしても“良く見せたい”心理が働きますし、外部の投資家と経営陣ではリターンの時間軸も異なるため、時にお互いの利害が相反するものになることがあります。そのため、会社のなかに入り切れないもどかしさを感じるようになりました。また、ベンチャービジネスの株式の売却先や事業提携先として出会う大企業側は、どう意思決定をしているのか?に興味が出てきました。今度はより現場に近づきながらも大企業の論理にどっぷりとつかれるようなフィールドで仕事がしたいと考えるようになったんです」

 
現場に深く入り込み、大企業の意思決定に関わることが両立できる場所として、澤田が選んだのがデロイトトーマツコンサルティングでした。M&Aサービスを提供する部署で、企業のビジネスの現場や実態を目の当たりにする経験を積み、前職とは違うやりがいを手にいれたのです。

自身と会社のリスクを同調させる。いざ、事業会社へ

投資家からコンサルタントに転職し、より経営者に近い立場で仕事をするようになったものの、澤田は自身に対するある種の疑念を払拭することができずにいました。

澤田 「経営トップの意思決定を支援し、実際に従業員の方と一緒になって実行までお手伝いするという醍醐味はもちろんありました。しかし、どこまでクライアントに寄り添ったとしても最後は“他人であり委託業者”であり、当事者にはなれません。会社の明日が心配なときに、経営者や社員は自分ごととして一瞬一秒に全力投球します。もちろんコンサルタントとして手を抜くなんて思いは全くありませんが、支援している会社が明日つぶれても私自身が職を失うわけでないことは事実です。別のお客様の元で、別のプロジェクトに従事するだけです。

プロジェクトにコミットすればするほど、どうしたらもっと自分事にできるのだろうか、もっとやれることがあるんじゃないだろうか、という疑念に対してクリアな答えを持つことができませんでした」

 
個人のリスクと企業のリスクを同調させ、会社や事業とより強く結びつきたいーー。
そう考えた澤田は、事業会社へのキャリアチェンジに踏み切りました。

澤田 「この疑念を解消するには、自分が事業会社へと立場を移せばいいのだと思いました。自分が事業と一体化してしまえば、見えていなかったものが見えるかもしれない。これで一心同体だと思いました」

 
そんなとき、澤田は知人の紹介でソネット・メディア・ネットワークスに出会います。

澤田 「映画や海外ドラマ好きが奏して、実は過去にテレビドラマに出演したこともあり(笑)、メディアや広告など、“人に価値を伝える”ことに興味がありました。情報やエンターテイメントなど、大切な”何か”を人に届けるために貢献できるところが魅力だなと感じます。ソネット・メディア・ネットワークスのことは実はあまり知らなかったのですが、AIやアドテク分野で競争力ある商品を自社開発していると知り、技術力の可能性も強く感じ、入社を決めました」

今を見る、より良くする。そして、誰も想定していないリスクに備える

 

「規模の拡大」、「収益力の強化」、「新規事業の種まき」が大きな経営テーマとして掲げられているなかで、経営企画部にジョインした澤田。

まだまだ改善の余地が十分にあるからこそ、理想の経営企画像をこう語ります。

澤田 「競争環境のなかで『今を知る』、『今より良くする』なんて当たり前です。そうでなければ生き残れません。これらに加えて、最も重要な要素として『誰も考えていないリスクやチャンスにアプローチする』経営企画の仕事はこの3つに集約されると思います」

 
広告業界では、プラットフォームを有するメガプレイヤーの動きに業界全体が引っ張られる傾向が強く、ソネット・メディア・ネットワークスにも一定当てはまると澤田は指摘します

澤田 「極端な話、既存ビジネスの売上が明日ゼロになった場合にも(笑)、次の一手が打てるような“備え”を持っておきたいと考えていますね」

 
既存事業の責任者であれば、「明日、売上がゼロになる」という仮定で、思考することは許されにくい面があります。しかし、何かがあってからでは、遅い。だからこそ、経営企画のような部署が“想定内”の範囲を広げて、会社の対応力を強化していくことが望ましいと澤田は考えているのです。

目指す「経営企画」としての価値を発揮するために、澤田は早速取り組んでいることがあります。

澤田 「まずは、いろいろな場所に顔を出す。そして、その場面場面でひとつで良いから価値を発揮できるように、と心がけています。また、これまでのキャリアで培ったネットワークを事業部に紹介するなど“社外と社内をつなぐ”こともひとつです」

 
既存事業の課題を見つけてその解決をサポートしながら、新規事業の提案も進めていきたいという澤田。経営企画部メンバーのこうした取り組みが、安定的な経営基盤の構築に留まらず、収益性の強化や生産性の向上につながり、技術力をさらに磨き、人に優しい愉快なる未来を創るというミッションの具現化に貢献しています。

https://www.pr-table.com/so-netmedia

本件に関するお問い合わせ先

ソネット・メディア・ネットワークス株式会社
経営企画部 広報担当