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【目的に対して一直線でありたい】真っすぐに立ち向かえる環境がここにはある

2019-02-21

Column

ソネット・メディア・ネットワークス株式会社(以下、SMN)は、ソニーグループのマーケティング・テクノロジー会社として、確かな技術力と豊かな発想力で、最先端の広告配信サービスを提供している。主力事業であるDSP(Demand Side Platform)は、20TB相当のビッグデータ高速処理技術と自社開発の人工知能エンジンを基盤に成長を続けており、マーケティング領域での新規事業も展開している。

2000年設立、2015年東京証券取引所マザーズ上場。

今回はそんな事業が急成長、急拡大を迎えているSMNの2018年度新卒の社員に焦点を当て、インタビューを敢行しました。今後の飛躍の一端を担う次世代メンバーが、いかにしてSMNに入社し、現在どのような想いで日々活動しているのかなどを赤裸々に本音で語ってもらいました。今後の期待の若手メンバーの“素顔”が今回明らかになります。

記念すべき第一弾は、2018/4/1に入社し、新卒1年目ながらコーポレートのメンバーとして新卒採用関連の責任者に抜擢され、説明会資料の作成から採用イベントのスピーカーなど多岐に渡る業務を一人で見事にこなす佐藤の素顔に迫ります。佐藤の入社までのストーリーや、現在の仕事に懸ける想いなどを語ってもらいました。

佐藤有紗
経営企画管理部 組織開発課
幼少期からプロのバレエダンサーを目指し海外に身を置き、バレエ漬けの日々を送る。
大学時代は哲学を専攻し、「なぜ」を問い続けた。
「自立的な社会人」をキーワードに就活をしている中で、So-net Media Networksと出会う。
組織開発課にて新卒採用の責任者として活躍中。

(取材:株式会社AMBAI 水野)

目的がすり替わり真っすぐに向かえていない自分に気づいた

― 佐藤さんはクラシックバレエをされていたとか

3歳~18歳頃まで没頭していましたね。中学までの義務教育終了とともにバレエ留学でドイツへ行きました。当時はバレエのプロになってそれでやっていくんだということを本気で考えていました。

― 挫折とかはなかったんですか

当然ありましたよ(笑)。打ち込んでいる中で色々あって目的がすり替わっていった感じがあって。これを挫折と言っていいかわかりませんが、バレエを始めた時の目的とは違う目的でバレエに取り組んでいる自分がいることに気づいたときに辞めようと決断しました。

― 目的がすり替わる?

はじめた当初はプロになりたいという一心で練習に取り組んでいましたが、15歳くらいの時は、なぜか「ドイツでバレエをすること」が目的になっていました。ここにいたらプロになれると。プロになるためではなく、ドイツにいることが全てみたいになっていました。いつの間にか、プロになるという目的にまっすぐに向かえていない自分に気づいたのが、バレエを辞めたきっかけでした。

― 辞めたことは後悔してますか?

後悔していません。どんな理由で辞めたにしろ、様々なことを犠牲にして本気で取り組んだことだったので絶対に後悔の対象にはしたくありませんでした。当時考えられる選択肢の中で最善の選択をしたのだと。後になってこうした方がよかったとかは当然ありますが、それは今の自分だからこそ考えうる選択肢なので、そこの判断基準で見てはいけないと思っています。当時、どんなことを考えてその選択をしたのかということを書き残しているので、後悔という感情は存在しません。

価値や本質にまっすぐに仕事ができるリラックスできる環境

― そんな佐藤さんはどのような就職活動をしていましたか?

ずっと海外でバレエをしていたのもあって、海外で働くのもいいかもしれないという単純な理由で大学3年生の時に半年間、海外でフルタイムのインターシップに行きました。そこでの経験から、やはり日本で働きたいという想いが強くなりました。また、そこがいわゆるグローバル企業の超大手だったので、就職先はベンチャーが良いなということも感じていましたね。

― なぜベンチャーが良いと思いましたか?

当時、なにかを実現するための意思決定をするときに、どうしても多くの承認や社内政治を潜り抜けないといけないことがあって(笑)

本当に価値のあることで、周りもその価値に共感していたとしても、その価値の実現(プロジェクト)が不本意な力によって前へ進まない経験をして、これでは力や実績をつけるにも遠回りだと思ったことが理由です。大きな組織を、煩わしく感じてしまった私の性分ですね。

もちろん、一口に「大手」でこのようなことが言えるわけではないとは思っています。

― 最終的になぜSMNへ決めたのですか?

最後の決め手となったのは、一番リラックスできて居心地がよかったからです。人も、オフィスも。ここでなら、価値や本質にまっすぐに仕事ができるのではないかと感じ、入社を決めました。

ただ、実はもう一つ、選考中にこの会社が好きになったきっかけがあって、それがエンジニアとの面談だったんですよね。これはあまり話したことないんですけど。

過去にソニーでMVPを取ったりしていたSMNのエンジニアが、文系学生の私に向けて、「AIってこんなことができるんだ。だけどこんなことは不得意なんだよ。」と目をキラキラさせて話す姿を目の当たりにして、こんなにも愉快なエンジニアがいる会社なら、きっとなにか面白いことが起きるに違いない、と直感にビビっときたんです。あの時の感覚は、今でも鮮明に覚えています。そのエンジニアがAIの研究開発チーム(a.i lab.)の執行役員だと知ったのは、入社後でしたね(笑)

真っすぐに立ち向かったからこそ得られた成長と、その裏側

― 実際働いてみてギャップなどはありますか

今のところ入る前とのギャップはありません。リラックスした中で、本質的な価値に向けていつも試行錯誤しています。おかげで脳みそは常に最高に忙しいですし、たった1年ですが自分なりに確実な成長を実感しています。

― なるほど、自分で考えて動く、とても重要なことですね。その中で意識していることなどはありますか?

私の場合は、常に前提を疑い、ゼロベースで思考し始めることを意識しています。どんなにサンクコストがかかっていても、情報が増え前提が変われば、直前でひっくり返してやり直すぐらいの覚悟で挑むようにしています。

ー すごい気合ですね。実際のところ直前で引っくり返してやり直したようなことはあったのですか?

日常です!(笑)

とある採用向けのイベントに登壇させて頂いたときもまさにそうでした。そのイベントは、有名企業の役員の方や人事責任者の方々が登壇されるようなイベントだったのですが、参加が急に決まったこともあり、その中に私が一人で登壇することになりました。最初は他の登壇される方々や聞きに来る学生の期待を意識して、ビジョナリーでスマートな感じで自社の説明をまとようと考えていたんですね。ただ、なかなかしっくりこなくて。当たり前ですよね、1年目の新米ですもの。(笑)

準備を進めつつも、どうしても違和感が無視できなくて。そもそもなんでイベントへ登壇するのかを今一度考え直したら、等身大のままでいれる別の戦略が見つかるのではないかと、試してみたんです。

ー そもそもの目的は何だという感じですね。

そうです。結果、そもそもの目的としては、イベントの後に私から連絡をさせていただいたとき、覚えていて返信をもらえることだけだったので、そう思うと話す内容というよりも、私個人のインパクトを強調したほうが効果的だなという思いに至りました。前日に。

ー 前日に…。それでどうしたのですか?

もちろん、もう当日の早朝から会議室一面のホワイトボードをびっしり使ってプレゼンのストーリーを練り直しました。当初想定していたスマートな企業説明ではなく、私個人の経歴やこれまでの仕事のこと、なぜベンチャーに入ったのか、実際会社はどうなのかということだけについてです。

なんで直前まで思いつかないんだ、って呆れますよね(笑)けれど、ふとたどり着いた戦略には違和感が消えて、こっちの方がいい!という確信がもてたので、根性で仕上げました。

ー 結果、その後のイベント中はほぼ佐藤さん個人への質問だったそうですね(笑)

印象付けるための戦略としては成功だったのだと思います。興味を持ってもらえてホッとしました(笑)

ー ちなみにそのプレゼンでのメッセージはどんなものになったのですか?

私がファーストキャリアでベンチャーを選んだ理由が、常に自分で考えて、そして決めたことに自ら責任をもって挑戦することが要求される環境に身を投じたかったからだ、と。

先ほどのプレゼンの内容についても、自分で考えずにそれが上司からの指示であったとしたら、違和感に対峙し戦略を考え直すことはなかったかもしれません。そうすれば直前の苦しいドタバタもなかったはずです。

裁量があるからこそ、いつも探索的な試行錯誤と成果へのこだわりが求められるのですよね。覚悟が必要だし、大変ですが、やり続ければ目覚ましい成長と成果がついてくる環境だと思っている、そんなことを話しました。

ー まさに佐藤さんのこの1年が物語っていますね。

採用担当として、挑戦したいこと

― 現在の仕事で感じる難しさはなんですか

私のいる組織開発課は組織全体を横断する業務がほとんどです。というか、組織横断の視点がないと、仕事ができません。なので、組織の一番下っ端ながらも、先輩や上司にグイグイいかないと仕事が進まないところが、難しいところですね。生意気かな?といちいち心配していたら何もできないので、とにかく目的や価値を見失わないことと、誰よりも誠実かつ謙虚であることを胸に刻んでいます。

とはいえ、日々仕事をする中では小さなミスは多々あり、、、トライアンドエラーの毎日です!

― 社会人1年目にとって上の方を巻き込むというのは少し勇気がいりますよね・・・

少しどころではないです~。

ただ、受けに来てくれた学生には、フルオープンにリアルな情報を提供することがSMN採用の大前提の活動ポリシーだと考えているので、人事である私にしか語れない言葉でSMNを伝えることと同時に、全社を巻き込み、”リアリティ”のある情報を学生に伝えることが、良いマッチングには不可欠なのだと信じています。

― 具体的に何か取り組まれていることなどありますか

現場のスペシャリストと密に連携を取り多面的な情報を提供できるようにするという目的で、私以外にも採用活動のミッションを一部担う「リクルーターチーム」というのを結成しました。現場業務のリアリティと全社視点を兼ね備えた、少数精鋭のチームで2020年新卒以降の採用をやってく、その体制を今整えています。

個性もバックグラウンドもバラバラなメンバーが集まったので、アベンジャーズ的な存在を一人勝手に妄想しています。(笑)

変化する環境の中で見えてきた、SMNの本当の魅力

― この業界は学生に伝えるのが難しそうですね

アドテクノロジーの業界を学生にもわかりやすく伝えきるのにはかなり苦戦します。しかも、テクノロジーの進化は凄まじいものがあるので、現状の説明だけでは入社時には違うものになっている可能性があり、そこが一層悩ましくも、採用担当としての手腕が問われますよね。取り残されないように、情報収集には必死です。

― そんな時代の最先端を扱うSMNの最大の魅力は何でしょう?

言葉にすると陳腐になってしまうのですが、やはり“人”だと思っています。テクノロジーを武器とするからこその、“人”というのでしょうか。どんなに優れた技術も、ただそれだけでは「価値」とは言えなくて。それを上手く応用させ、「人に優しいかたちにする」愉快な人たちがいるからこそ初めてそれが価値となって、まだない新しいサービスとして世に出て、やっと人がその価値を受けとるんですよね。

そう思うと、ただ最先端を開拓すればいい訳ではなく、その本当の価値を循環させる“人”の力が不可欠で、それがそのままSMNの強みであり魅力だと思っています。

― 最後に今後の抱負を聞かせてください

SMNの価値観や業界の面白さを、言葉からだけでなく、全社から感じられるような採用の仕組み創りをすることで、中長期になりますが飛躍的な事業成長の後押しをしたいです。

フルオープン&リアリティを大切に、時には泥臭い仕事の現実についても、私が出会ったエンジニアのように、誰かの心を躍らせるように伝えることで、泥臭い仕事こそ共に愉しめる仲間を集められたら、と夢見ています。

取材を終えて。 社外インタビュアー水野より
こんなにもストイックに目の前の事に向き合う新卒者を、100人以上をインタビューしてきたインタビュアーも未だ見たことがありません。インタビュー冒頭から着目する点や思考する内容が、数年の実績を積んだビジネスマンのようで終始驚きっぱなしの取材でした。目的が何なのか、必ず明確に評価できるわけではない中で模索し、挑戦する姿が特にとても印象的でした。どこまで突き進むのか、またいつかお話を聞きたいと思いました。

本件に関するお問い合わせ先

経営企画管理部 組織開発課 担当者