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【信念を貫くからこそ強くなれる】イギリスで出会った人生の師から教えてもらったこと

2019-03-07

Column

ソネット・メディア・ネットワークス株式会社(以下、SMN)は、ソニーグループのマーケティング・テクノロジー会社として、確かな技術力と豊かな発想力で、最先端の広告配信サービスを提供している。主力事業であるDSP(Demand Side Platform)は、20TB相当のビッグデータ高速処理技術と自社開発の人工知能エンジンを基盤に成長を続けており、マーケティング領域での新規事業も展開している。

2000年設立、2015年東京証券取引所マザーズ上場。

今回はそんな事業が急成長、急拡大を迎えているSMNの2018年度新卒1年目の社員に焦点を当て、インタビューを敢行しました。今後の飛躍の一端を担う次世代メンバーが、いかにしてSMNに入社し、現在どのような想いで日々活動しているのかなどを赤裸々に本音で語ってもらいました。今後の期待の若手メンバーの“素顔”が今回明らかになります。

第十二弾は周囲に安心感を与える柔らかく優しい雰囲気の持ち主の谷口へインタビューを敢行いたしました。大学時代にはボランティア活動で海外へ行ったり、大学卒業後に修士課程でイギリスへ留学したりと様々な経験をしてきた谷口さん。その経験には衝撃的なエピソードも隠されていました。今回はSMN入社までのエピソードや現在の想いなど、谷口の素顔に迫っていきます。

谷口拓也
a.i lab.
大学時代にジンバブエでボランティア活動を経験。
大学卒業後、修士課程でイギリスへ留学し、人工知能専攻のコースで学ぶ。
現在a.ilab.にて広告配信最適化に関する研究開発に奮闘中。

(取材:株式会社AMBAI水野)

新たなことに挑戦し続けた学生時代

― 学生時代はどのようなことをしていたのですか?

大学時代はコンピュータサイエンス専攻、心理学副専攻でしたが、開発学や言語教育なども勉強していました。その他の活動としては、ボランティア活動の一環でジンバブエに行って子供たちに野球を教えたりしていました。また、大学を卒業した後に修士課程で人工知能を学ぶためにイギリスにも行きましたね。

― ジンバブエで野球を教えていたんですね!

そうなんですよ。もともと野球をしていた経験もあったのでボランティアの募集があった時に興味を持ち、応募して実際にジンバブエにいけることになったんです。ただ言葉だけで動きを伝えることは難しいので、自分自身でプレーを見せたりと子供たちに少しでも指導内容がわかるように工夫をして活動をしていました。それが上手く伝わって子供たちのプレーが上手くいくと笑顔を見ることが出来るのでとてもやりがいを感じていました。

― 子供の笑顔には万国共通の不思議な力がありますよね。続いてイギリスでは修士課程でどのようなことを研究していたのですか?

最初の半年間は主に機械学習について学んでいました。ただ修士論文のテーマを決めるときに少し衝撃的なことが起きてしまいまして・・・。何が起きたかというと、100項目くらいの中からテーマを選択する形式で、自分の興味のある機械学習の分野で第1希望から第8希望まで希望を出したのですが、第4希望になったんです。その後、そのテーマが研究で使用するデータの都合でできなくなってしまい、最終的に機械学習ではないテーマになってしまったんです(笑)。結果的に今となってはそれが良かったと思っていますが。

― いきなり新しい研究をすることになったのですね・・・。実際にはどんなテーマを?

ソフトバイオメトリクスという分野です。私がテーマにしていた内容を簡単に言うと、服装や身長などの見かけの特徴から人物を特定する研究です。例えば「赤のジャケットに青のジーンズを着た男性」を、監視カメラの画像から特定するという研究に取り組んでいました。

今まで研究してきたのとは違う分野なので、本当にゼロからのスタートでした。ただ新しいことにチャレンジすること自体は好きなので、結果的に新鮮な気持ちで取り組めていたと思います。

新たな挑戦の中で出会った人生の師

― 実際にソフトバイオメトリクスの研究をしてみてどうでしたか?

ソフトバイオメトリクス自体の研究も常に新しい発見ばかりで面白かったのですが、それ以上に私を指導してくれた教授との出会いがとても貴重だったと思っています。その教授はバイオメトリクスの領域では知らない人はいないくらいの、いわばバイオメトリクス、特に歩き方から人物を特定する研究(歩容認識)の第一人者のような存在でした。その方の知識や経験も素晴らしいのですが、人として尊敬できる部分が多かったのが魅力的でした。

歩容認識がまだ研究者の世界で認められていなかった時期に、どれだけ周囲から否定され続けても一切ぶれることなく、歩容認識の可能性を信じ続け、他の研究者たちに認められるまでに至ったという話を聞いた時には、とても感動しました。私に指導してくれる時も、その苦労していた時期の経験をもとに指導をしてくれたので、納得感がありましたね。自分もそんなふうに、自分の信じる道を貫ける芯の強い人間になりたいなと思うようになりました。

― その教授との出会いは非常に貴重ですね。そんな学生時代を過ごされた谷口さんはどのような就職活動をしていましたか?

もともとは機械学習の分野に興味がありましたので、その関連の仕事が出来る企業という目線で就職活動をしていました。具体的には外資系の企業や大手メーカーなどを中心に説明会などに参加していました。

― 様々な企業の説明会や選考に参加されたと思いますが、最終的になぜSMNだったのですか?

SMNへの入社を決めた理由は大きく2つあります。1つ目は、組織構造が比較的シンプルで、自分がやりたい機械学習を使って仕事をする環境にたどり着けるスピードが速いのではないかと感じたからです。少しでも早く大学で学んだ機械学習の技術を使って仕事をしたいという思いが強かったので、SMNの環境は自分に合っていると思いました。

2つ目はSMNで働く人たちの機械学習に対する考え方に共感出来たということです。機械学習が流行っているから自分たちもその流れに乗っているということではなく、本当にその必要性や可能性を感じ、自分たちの事業に取り込んでいくことで、また新しい価値をお客様へ提供することが出来るという熱い想いをもっていたところですね。それは選考の中で、実際に開発に関わっている社員の方と直接面談する機会をいただいたときに感じました。この人たちと働きたいという思いが自然と湧いてきました。

自分の信じることを貫き、その可能性を切り開きたい

― 実際に入社されてみていかがですか?ギャップなどはありましたか?

ギャップは感じていないですね。現在は幸いなことにa.i lab.という部署で機械学習を使った研究開発に携われていますし、自分のやりたいことが早速出来ている感覚があるので非常に楽しい毎日を過ごせています。また、一緒に働いている人も、入社前に感じていた通り、熱い人ばかりで、お互いに意見を出し合ったり、自分たちが開発しているものに対しての考え方などを共有し合ったりしているので、私もモチベーション高く仕事に取り組めています。まだまだ話についていけないことが多いですが、少しでも早く成長して戦力になれるように頑張りたいと思っています。

― 今後SMNでやってみたいことなどありますか?

直近でやってみたいことは、機械学習の技術を活用して自動でどんな広告を出せば良いかを分析できるサービスの開発ですね。例えば、ある業界を指定すればその業界にあった広告の内容が自動で複数出てきて、あとはその中からどれを採用するかを人間が判断するだけになれば、スピード感をもってマーケティング活動が出来るのではないかと考えています。

また、広告を見ていない人をターゲットにしたサービスの開発にもチャレンジしてみたいです。今まで広告のターゲットではなかった人の興味関心を自動で分析し、潜在的なニーズを洗い出して提案型で広告を出していくようなことが出来れば、ターゲット層の拡張に繋げられて企業にとってのチャンスも広がるのではないかと考えたりもしています。

― どんどんやりたいことが増えていきそうですね!

そうですね。機械学習の必要性や可能性を本当に信じていますし、それを一緒に信じている仲間がSMNにはいるので余計に出てくると思います。修士課程で出会った教授のように、自分の信じているものを貫き、どんどんその可能性というものを自分で切り開いていきたいですね!

取材を終えて。 社外インタビュアー水野より
優しい笑顔で取材に答える谷口さんでしたが、人との出会いについて語るときの熱量には正直驚かされました。最先端のサービスを開発する技術者でありながら、専門的な知識や技術ばかり追い求めるのではなく、人との繋がりを大切にする一面も覗かせる谷口さんにはどこか人の温もりを感じました。そんな谷口さんならきっと血の通った最先端のサービスを世に送り出してくれる、そう思わしてくれる取材でした。谷口さんの信念を貫いた先に見える世界はどうなっているのか、期待が膨らんでしまいます!

本件に関するお問い合わせ先

経営企画管理部 組織開発課 採用担当者