2019-03-08
Column
ソネット・メディア・ネットワークス株式会社(以下、SMN)は、ソニーグループのマーケティング・テクノロジー会社として、確かな技術力と豊かな発想力で、最先端の広告配信サービスを提供している。主力事業であるDSP(Demand Side Platform)は、20TB相当のビッグデータ高速処理技術と自社開発の人工知能エンジンを基盤に成長を続けており、マーケティング領域での新規事業も展開している。
2000年設立、2015年東京証券取引所マザーズ上場。
今回はそんな事業が急成長、急拡大を迎えているSMNの2018年度新卒1年目の社員に焦点を当て、インタビューを敢行しました。今後の飛躍の一端を担う次世代メンバーが、いかにしてSMNに入社し、現在どのような想いで日々活動しているのかなどを赤裸々に本音で語ってもらいました。今後の期待の若手メンバーの“素顔”が今回明らかになります。
第十四弾は爽やかな笑顔が印象的な坂出さんへのインタビューを敢行。常に新しいことへのチャレンジを求め続ける彼がなぜSMNへ入社を決めたのか、そして現在はどのような想いで働いているのかなど彼の笑顔の裏に隠された表情に迫ります。
坂出陽明
東日本統括部
学生時代の経験により自らの人間性に気づく
将来的は自由な生活がしたいと望む一面も。
常に新しいことを求め、日々の運用業務を極めるべく奮闘中。
(取材:株式会社AMBAI水野)
― 早速ですが、学生時代はどのようなことをしていましたか?
大学時代は勉強もプライベートもバランス良く好きなことをやっていましたね。ただ大学院へ進学すると決めてからはアルバイトの量も増やしていました。というのも、自分で決めたことなので大学院の授業料は全部自分で払うと親に伝えていたので。当時の自分の中では、結構覚悟を決めた感覚でしたね。
― なぜ大学院まで進学しようと思ったのですか?
一番は物足りなさを感じていたからですね。大学4年の時に就職活動をしようとしたのですが、自己分析などをしていった際に、もちろんこれまで学んだことや強みなどが私の中にはあったのですが、もう少し新しい何かが欲しいとその時思いまして。その時点で、その「何か」はわかっていませんでしたが、自分の中ではもう少し様々な世界を学んでみたいという気持ちになって、大学院へ進学することを決めました。
― 大学院では何を学ばれていたのですか?
大学院では感性工学を研究していました。感性工学とは人間の感性を論理的に分析して仕組み化させる学問です。モノづくりの川上から川下まで、たとえばどんな商品を作るか?のフェーズから、どうやってそれを売るか?というマーケティングのフェーズまでを網羅的に学び形にしていきます。僕は「服を好きになるには?」というのを仕組みとして実現したくて。その中で繊維学という学問にも触れましたね。繊維学とは名前の通りで繊維に関することについて研究するのですが、とにかく関連するものが多かったんですよ。例えば、服の繊維はもちろんそうですし、車の車体なども繊維に分類されます。自分たちの身の回りものはだいたいは繊維で語ることが出来るということを知った時は面白かったですね。どうやら宇宙も絡んだりしているらしいですし(笑)。
― なんだか壮大な学問ですね!ちなみに、大学院へ進学して感性工学での学びを通して、当時感じていた物足りなさはなくなりましたか?
自分の中では大学4年の時よりは物ごとを色んな角度で捉えることが出来るようになった感覚が芽生えたので、大学院へ進学を決めて本当に良かったと思っています。ただ、新しい世界に触れれば触れるほど、もっともっと新しい世界を味わいたくなりました(笑)。繊維学を研究する中でも最新の技術がどんどん開発されていて、まだまだ知らない世界が沢山あるなと感じました。大学院を卒業するタイミングでは、どの分野でも構わないからとにかく最先端のテクノロジーに触れられる環境へ行きたいと思い始めていましたね。
― なるほど。その想いを胸に就職活動へ?
そうですね。ただ最先端のテクノロジーと言っても漠然としていたので、どうやって就職活動しようか最初は相当悩みましたね・・・。
― 確かに絞っていくのがとても難しそうですね・・・。結局どうしたのですか?
最終的には説明会や面接などに参加できる企業があれば片っ端から参加しようという考えに行き着きました(笑)。考えることは大切ですが、実際に自分で動いて情報をキャッチしていかないと何も始まらない気がして。
― 想いを実現する答えは現場にしかないということですね!
そうですね(笑)。もちろん先輩や友人、ネットなどでキャッチした情報も大事にしますが、最後は自分の肌で感じることを大事にしていました。様々な企業説明会に参加することで常に新しい発見や物の見方を学べましたし、どんどん新しい人との出会いがあったので楽しんで就職活動していましたね。
― となると、結構な数の企業を見られたんじゃないですか?その中でなぜ最終的にSMNへ?
数十社の説明会に行き、実際に選考に進んだりしていましたが、最終的には肌で感じた直感の部分が大きかったかもしれません。説明会や面接などで直接色んな社員の方々とお話をする機会をいただいて雰囲気の良さを感じられたことが良かったですね。エネルギッシュというか、皆さん社内でも笑顔だなという印象があって。前向きな環境だなと自然と感じることが出来ました。
― 決め手は人の雰囲気ということでしょうか
それが一番でしたね。また事業としても常にテクノロジーの変化が起きているアドテク業界に属していて、広告配信という世界で常に最前線でテクノロジーの移り変わりを感じられる環境であるということも私の中では大きかったですね。まさに最先端のテクノロジーに常に触れていられる環境ではないかと。
― 実際に入社してみてギャップとかはありましたか?
大きなギャップはありませんでしたね。ただ想像以上だった部分はあります(笑)
― イメージはしていたけどそれを超えてきたということですか?
そうですね。正直ここまで変化を感じられるとは思っていませんでした(笑)。最初は戸惑うくらい。今もですけどね(笑)。まだ新卒なので他の会社のことはわかりませんが、組織に関しても実際の事業にしても1ヵ月単位、すごい時は半月単位で変化が生じているので頭の中を整理しながら環境の変化についていくのは結構必死ですね。
― かなり変化が激しい環境ですね。正直大変じゃないですか?
大変ですが、常に新しい刺激があるので同時に楽しいですよ!自分が入社前に求めていたもの以上というか。こんなにもテクノロジーの変化が組織の変化や事業の変化など自分の身の回りの環境へダイレクトに影響が出るということに驚きと楽しさを感じながら仕事が出来ている気がしますね。自分のやっていることがよりリアリティを増すというか、臨場感が生まれる気がして。まさに最先端を常に肌で感じながら仕事をしているのでワクワクしっぱなしですね。完全にSMNに期待値を超えられましたね(笑)
― 完全にそれはやられましたね(笑)そんな変化の激しい環境ですが、やりがいを感じる瞬間はどういう時でしょうか?
今は広告出稿に関する運用業務をやらせてもらっているのですが、その業務の中で、何か自分がアクションを起こしたことに対して、何かしらの反応が出る瞬間がたまらないですね。
― それは良い反応だった場合にやりがいを感じるということですか?
いえ、必ずしも良い反応のときだけではないです。確かにお客様が良い反応をしてくれたり自分が描いていた通りに数字が動いたりするのを見ると嬉しいですが、そうでない反応もあります。ただ、その反応自体を私は大事にしています。
何か反応があると自分のアクションを振り返りやすくて、1つ1つ経験として積みあがっていく感覚になれるのが好きですね。この仕事には必ず人の反応があるのでやりがいを感じやすいのかなと思っています。最近の具体的な嬉しかったことでいうと、お客様から新たに追加で発注いただけたことですかね。もちろん、お客様の期待に応えるという意味ではプレッシャーを感じますが、一方で評価を頂けた気がしてやりがいを感じます。テンションあがりました(笑)
― そんなやりがいを感じている坂出さんは今後どんなことをしていきたいですか?
正直、今は目の前のことに精一杯という感じなので、まずは自分のやるべきことをきちんとこなせるようになっていくということに専念したいと思っています。本当は何か大きなことを言えれば良かったんですけど(笑)。今精一杯やっていることがマスター出来た先に、今後のやりたいことが見えてくる気がしています。先ばかり見て、今やっていることを疎かにしてしまうと、身につくスキルも中途半端になってしまい、結局将来のやりたいことも小さくなってしまうかなと。とにかくコツコツ一生懸命にこれからも頑張っていこうと思っています!
取材を終えて。 社外インタビュアー水野より
インタビュー中も爽やかな笑顔を弾かせながら受け答えをしてくださった坂出さん。常に新しさを求めるチャレンジャーな彼の姿勢に、どこか忘れかけていた新鮮さを感じました。SMN様の今後の事業に対しての想いを語ってくれた場面はとても印象的でした。常に最先端を感じながら更なる進化を遂げられるであろう坂出さんの今後に目が離せません。
経営企画管理部 組織開発課 採用担当者