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<レポート> 「LogicadテレビCMリアルタイム連動型広告配信」における実証実験 ~CM放映直後のスマートフォン向け広告配信の効果~

2016-04-27

Information

ソネット・メディア・ネットワークス株式会社は、「Logicad テレビCMリアルタイム連動型広告配信」において、テレビCM放映と、放映後のDSP(*1)によるインターネット広告配信(バナー広告)の実証実験を行いました。
本実験では、テレビCM放映直後の広告配信と、テレビCM放映から時間が経過した広告配信を実施し、効果測定を行ったところ以下の傾向がわかりました。

【実証実験 サマリー】

■ 概要

・ 対象CM:電子書籍サイトに関するテレビCM(新規顧客獲得型)

・    放映期間:2016年1月1日~11日

・ 放映エリア:関東エリア

・ 広告配信方法:DSP「Logicad」によるテレビCM連動型配信(放映後30分間以内)と通常の広告配信(放映後30分間以外)を比較

- 配信地域:関東1都6県

- 配信対象端末:スマートフォン

- 想定ユーザー:自宅内にてテレビを視聴しながら、スマートフォンを閲覧するユーザー

実験結果1 テレビCM連動広告と、通常の広告配信のCTR(*2)の比較

実験結果2 平日、休日別のCTR比較の分類

実験結果3 休日の時間帯別、CTR比較の分類

【まとめ】

・テレビCM放映後のインターネット広告配信は、スマートフォンのCTRにおいても、放映後30分以内の配信に高い傾向がみられた。

・また平日、休日のCTR比では、休日に高い傾向がみられた。なかでも、休日日中においては、通常配信との比較でCTRのスコアが2倍以上となった。

・今回の対象は、時間消費型の商材(電子書籍サイト)であることから、比較的時間に余裕がある日曜日に、高く反応したものと考えられる。

テレビCMとインターネット広告配信を連動させる場合、プロモーション商材の対象者のライフスタイル(時間帯)を想定することや、対象者がテレビCMとインターネット広告を併せて視聴する環境(端末など)をイメージすることで、より効果の高いプロモーションを展開することが可能と考えられます。

なお、上記以外の本実験における検証結果(年代別の分析など)を、ホワイトペーパーとして下記URLにてダウンロードが可能です。

*1 DSP(Demand Side Platform)
広告主の広告配信効果を最適化するためのプラットフォーム*2 CTR (Click Through Rate)
広告が表示された際のクリックされる割合(クリック数÷インプレッション数)

本件に関するお問い合わせ先

ソネット・メディア・ネットワークス株式会社
経営企画部 広報担当