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DSP「Logicad」「リエンゲージメント広告」を開始 ~広告識別子を活用したモバイルアプリ向け広告の大幅強化~

2016-07-27

Press Release

ソネット・メディア・ネットワークス株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:地引 剛史)は、DSP(*1)「Logicad」におけるスマートフォンアプリケーション(以下、アプリ)に向けた広告配信の強化の一環として、iOS、Android OSに対応した「リエンゲージメント広告」の提供を本日7月27日より開始いたします。

「リエンゲージメント広告」は、アプリをインストールしているユーザーに向けて、主に利用促進を目的とした広告を配信するものです。仕組みとしては、アプリ広告主が自社で所有する広告識別子(*2)より、ユーザーの利用状況を識別後、対象ユーザーの状況ごとにターゲティング広告の配信を行います。

<参考>「リエンゲージメント広告」の仕組み

従来のスマートフォンアプリに関するプロモーションでは、新規ユーザーの獲得を目的としたものが中心でした。スマートフォンの普及が進んだ現在では、ユーザーの利用状態によって、個々の利用率の向上や離脱を防ぐ施策が注目されています。

なかでもアプリをインストール後、長期間にわたり起動していない休眠状態のユーザーに対して、アプリの利用(復帰)を促す「リエンゲージメント広告」は、ゲームアプリなどの多くのユーザーを有する広告主に需要が拡がっています。

なお今回の「リエンゲージメント広告」の提供にあたり、広告効果測定ツール(以下)との接続を行っていきます。

~接続を完了したサービス~
・F.O.X(株式会社CyberZ)
・AdStore Tracking(アドイノベーション株式会社)
・PartyTrack(株式会社アドウェイズ)
・Kochava(Kochava Inc)
・GMO MARS スマートフォン(GMO NIKKO株式会社)
・metaps(株式会社メタップス)

「Logicad」では、スマートフォンユーザーに向けたプロモーションメニューを拡充するため、人工知能「VALIS-Engine」や約3億UB(ユニークブラウザ)のデータを高速解析するリアルタイムビックデータ処理など、広告配信運用で培った知見を活かし、最適な広告配信手法・機能の提供を今後も継続的に展開していきます。

当社では、「技術力による、顧客のマーケティング課題の解決」を実現するため、DSP「Logicad」をはじめとしたマーケティングテクノロジーに関するサービスの様々な機能を連携し、強化してまいります。

*1 DSP(Demand Side Platform)
広告主の広告配信効果を最適化するためのプラットフォーム

*2 広告識別子(Advertising Identifier)
モバイル端末ごとに発行される広告配信用の識別子です。種類は、iOSに発行されるIDFA(Identification For Advertisers)と、Android OSに発行されるAndroidのAdIDがあります。これらの記録は「リエンゲージメント広告」を実施する広告主独自の情報として管理し、情報提供元広告主の広告配信のみ活用します。

以 上

ソネット・メディア・ネットワークス 「Logicad」概要

『Logicad』は、大規模な配信ログ、オーディエンスデータを高速かつ安定的に処理することが可能なシステムインフラを備え、独自のアルゴリズムを用い、RTBにも対応した自社開発の広告配信最適化プラットフォームです。


ソネット・メディア・ネットワークス株式会社 概要

2000年3月に設立。ソニーグループで培った技術力をベースに、マーケティングテクノロジー事業を展開しています。「技術力による、顧客のマーケティング課題の解決」を実現するため、ビッグデータ処理、人工知能、金融工学の3つの技術をコアとし、DSP「Logicad」をはじめとするマーケティングテクノロジーに関する様々なサービスを提供しています。

本件に関するお問い合わせ先

ソネット・メディア・ネットワークス株式会社
経営企画部 広報担当