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DSP「Logicad」、Tealiumが提供するリアルタイム顧客データプラットフォーム「Universal Data Hub」との連携を開始 ~リアルタイムに統合されたマーケティングデータと人工知能を活かした広告配信の融合~

2017-04-19

Press Release

ソネット・メディア・ネットワークス株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役:石井隆一)は、DSP(*1)「Logicad」において、Tealium,Inc.(本社:米国・カリフォルニア州、CEO:Jeff Lunsford、以下 Tealium〔ティーリアム〕)が提供するリアルタイム顧客データプラットフォーム「Universal Data Hub」との連携を4月19日より開始しました。

近年、企業におけるデジタルマーケティング活動は、複数のマーケティングシステム(ツール)と連携し、顧客エクスペリエンス(*2)を構築しています。複数のシステムが所有する機能を最大化するためには、データによる実装、テスト、最適化、活性化が必要不可欠とされています。一方、取り巻く環境の変化による多様化が進み、自社内の各部署で所有するデータの統合をはじめ、Web ページやモバイルアプリに埋め込む複数の「タグ」を一元管理するためのタグマネジメントが課題となっています。

Tealium は、1,000 以上のマーケティングシステム(ツール)と連携し、全世界700 社以上の企業・団体がソリューションを利用しているタグマネジメントと顧客データプラットフォームのリーディングカンパニーです。「Universal Data Hub」の特長は、多様なマーケティングタグを一元管理することで、システム、ツールを超えて統合されたユーザープロファイル構築します。またユーザープロファイルデータをもとに、コネクターを通じて様々なマーケティング、サービスと連携し、データ収集からマーケティングアクションまでのプロセスをリアルタイムで実現します。

企業のマーケティング担当者は、自社のマーケティングシステム(ツール)に分散したデータを、「Universal Data Hub」によって、リアルタイムに収集、統合、管理することで、顧客に向けたアクションの定義を行い、統合型マーケティングへの改善がはかれます。

今回の連携により、「Universal Data Hub」の統合データから、「Logicad」が接続する月間約2,000 億のインプレッション(広告表示)の在庫に対する広告配信が可能になります。さらに約3 億UB のデータを高速解析するリアルタイムビックデータ処理技術や、人工知能「VALIS‐Engine」(ヴァリスエンジン)を活かした配信による広告効果の向上も期待できます。

以 上
*1 DSP(Demand Side Platform)
広告主の広告配信効果を最適化するためのプラットフォーム
*2 顧客エクスペリエンス
顧客が企業のサービス・商品を購入する際に体験する感動や驚きなどの付加価値

Tealium,Inc. 概要

Tealium は、エンタープライズタグマネジメント及び顧客データソリューションのリーダーで、リアルタイムエンタープライズを実現します。Tealium の顧客データプラットフォームは、タグマネジメント、プロフィールマネジメント、エンタープライズデータサービスを含んでおり、全てのマーケティングアプリケーションと断片化したデータをシームレスに繋ぎ合わせて管理できます。Tealium のオープンなプラットフォームを活用して、マーケティング担当者はリアルタイムに顧客の360°全方位プロフィールを構築でき、より収益性の高いオムニチャネルインタラクションを実現できます。さらに、収集した高品質な自社保有データをビジネスインテリジェンスやデータウェアハウスで活用できます。


ソネット・メディア・ネットワークス株式会社 概要

2000 年 3 月に設立。ソニーグループで培った技術力をベースに、マーケティングテクノロジー事業を展開しています。「技術力による、顧客のマーケティング課題の解決」を実現するため、ビッグデータ処理、人工知能、金融工学の3つの技術をコアとし、DSP「Logicad」をはじめとするマーケティングテクノロジーに関する様々なサービスを提供しています。


ソネット・メディア・ネットワークス株式会社 「Logicad」 概要

「Logicad」は、大規模な配信ログ、オーディエンスデータを高速かつ安定的に処理することが可能なシステムインフラを備え、独自のアルゴリズムを用い、RTBにも対応した自社開発の広告配信最適化プラットフォームです。

本件に関するお問い合わせ先

ソネット・メディア・ネットワークス株式会社
経営企画部 広報担当