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SMN、オプトが共同でテレビCMとコネクテッドTV広告のシナジー効果を実証~商品のテレビCM接触ユーザーをターゲットにしたコネクテッドTV広告配信は、行動喚起に有効~

2023-03-02

Press Release

SMN株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:井宮 大輔、以下SMN)は、株式会社オプト(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 CEO:栗本 聖也、以下オプト)と共同で、テレビCMとコネクテッドTV(以下、CTV)広告のシナジー効果を検証いたしました。

検証の結果、CTV広告で訴求する商品WebサイトのTOPページ、商品詳細ページ、商品申し込み完了ページの3点を成果地点とした場合のページ来訪単価(*1)が、同商品のテレビCM接触ユーザーをターゲットにしたCTV広告配信により、全地点において改善されることを確認いたしました。なお、今回の検証には、SMNが提供する「Connected TV Data Bridge Ads」(以下「TVBridge Ads」)を活用いたしました。

■検証実施概要
SMNとオプトは、テレビCMとCTV広告のシナジー効果の可視化を目的として、下記の通りCTV広告配信・配信結果の検証を実施いたしました。

【検証結果】
全ての成果地点において、A社のクレジットカードに関するテレビCM及びCTV広告に接触したユーザーのTOPページ、商品詳細ページ、商品申込完了ページの来訪単価は、同商品のCTV広告のみに接触したユーザーのページ来訪単価を下回りました。テレビCMとCTV広告での同じメッセージの発信がユーザーの商品認知獲得に寄与し、ノンクリッカブルな広告でもWebサイト来訪ユーザーを増加させ、ページ来訪単価を改善したと考えられます。

■オプト 矢吹様からのコメント
カード申込完了ページまでのWeb行動を想定以上に可視化することができ、クライアント様にも喜ばれる結果となりました。テレビCMとその追客効果を再確認することができたため、今後は貴社プロダクトでテレビCM接触後の検索行動の促進につなげていけるよう、進められればと思います。

 

今回の検証より、ユーザーの認知獲得には、CTV広告単体でのオーディエンスターゲティングよりも、当該商品のテレビCMに接触したユーザーをターゲットにする方が有効だと分かりました。「TVBridge Ads」のテレビCM接触 / 非接触ユーザー判定機能を活用すれば、テレビCM接触ユーザーを対象にしたCTV広告の配信が可能です。また、「TVBridge Ads」は、CTV広告接触後のサイト来訪ユーザー数、商品購入ユーザー数などの計測により、CTV広告効果の可視化を実現いたします。なお、この計測はCookieレス環境でも行えます。

国内CTV市場はその規模を拡大しており、2025年には1,695億円に達する見込みです(*2)。SMNは、「TVBridge Ads」を通じたテレビ視聴データ(*3)を活用したターゲティングや広告配信、CTV広告効果測定により、媒体としての期待が高まるCTVでの効果的な広告配信を実現いたします。

今後もSMNは、「TVBridge Ads」を通じて媒体やデバイスの特性を活かした広告領域での新たな展開を行ってまいります。

 

■国内最大級のテレビ視聴データを活用する「TVBridge」
 「TVBridge」は、国内大手テレビメーカー4社が取得しているテレビ視聴データと、SMNが保有するデジタルメディアの接触データをもとにした広告配信を実現するデータ活用サービスです。インターネット接続テレビ約900万台(*4)分のテレビ視聴データを活用し、様々なターゲット手法を用いて効果的な広告施策を実現しています。
・詳細:< https://tv-bridge.com/ >

*1 ページ来訪単価:CTV広告配信費用の総額÷成果地点への来訪ユーザー数にて算出した値
*2 国内コネクテッドテレビ広告市場調査(2022年3月29日 SMN/デジタルインファクト調べ)< https://www.so-netmedia.jp/topics/pr_release_20220329/ >
*3 テレビ視聴データ:ユーザーから広告用途への利用が許諾されている、テレビ放送(全国の地上波、BS、CS)の視聴データ。個人を特定する情報は含まれていません。
*4 大手テレビメーカー4社が、ユーザーから広告用途への利用を許諾されて取得しているテレビ視聴データ(2022年9月15日時点)

■株式会社オプト < https://www.opt.ne.jp/ >
オプトは、ミッションステートメントに「デジタルで、この国の新しい基本をつくる。」を掲げ、広告事業を通じ、持続的な成長を志す企業に伴走し、ビジネスを革新させ、新しい価値を創造する企業です。一人ひとりが「誠実な野心家であれ。」という理想の姿を追求し、ヒトと社会を豊かにする成長エンジンとなり、FAT(フェアネス:公平性、アカウンタビリティ:説明責任、トランスペアレンシー:透明性)をテーマに、従来の慣習に囚われることなく、広告事業を通して、生活者やお客様起点で心地よい体験を提供してまいります。

■SMN株式会社 < https://www.so-netmedia.jp/ >
2000年3月に設立。ソニーグループで培った技術力をベースに、マーケティングテクノロジー事業を展開しています。「技術力による、顧客のマーケティング課題の解決」を実現するため、ビッグデータ処理と人工知能のテクノロジーを連携し進化を続けています。現在、DSP「Logicad」、マーケティングAIプラットフォーム「VALIS-Cockpit」、テレビ視聴データ広告配信サービス「TVBridge」を提供するなど、マーケティングに関する様々な課題解決を実現しています。

※記載されている会社名、団体名、商品名、サービス名は各社、各団体の商標または登録商標です。

本件に関するお問い合わせ先

SMN株式会社 広報担当