SMN株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役 執行役員社長:原山 直樹、以下SMN)は、AIを活用して、消費者ニーズの把握からペルソナ構築を行い、広告・クリエイティブ等によるコミュニケーションプラン(*1)の策定・実行を支援するサービス「SENZAI」の提供を開始しました。
複雑化するマーケティングコミュニケーションの戦略・企画立案の最適化にあたり、ソニーグループの独自AIや、SMNが提供する「コンテクスト広告(*2)」でも用いられている生成AI(*3)を活用し、企業のコミュニケーションプランの策定を支援します。
■提供開始の背景
消費者のニーズの多様化や物価の高騰など、市場環境の変化が激しい現代では、消費者のニーズを的確に捉えた上で商品のベネフィットを提案するコミュニケーションプランが重要です。しかし、これまで消費者ニーズを把握し、精度の高いペルソナを構築するには、定性リサーチや、優秀なプランナーをアサインするなど、高いマーケティング費用をかけて取り組む必要があり、多くの企業が取り組めるものではありませんでした。
この課題を解決するため、SMNではソニーグループが提供する独自のAI技術を活用し、消費者の感性・価値観を中心とした多角的なデータ分析を通じてコミュニケーションプラン策定を支援するサービス「SENZAI」の提供を開始しました。
本サービスは、消費者の感性・価値観を中心とした多角的なデータ分析を通じて、企業のコミュニケーション戦略全体における包括的な支援を提供します。例として、商材の競合比較・分析を行い、競争力のある商品価値を抽出するレポートの提供も、戦略立案における一つのアプローチとしてご提供可能です。これにより、ターゲットに響くクリエイティブ制作や最適なメディア選定を含め、効果的かつ効率的なコミュニケーションプランの策定・実行を一気通貫で支援します。
■今後の展望
SMNでは、かねてより生成AIを活用した多種多様なマーケティングメニューの提供に向けて、配信先となるWebサイト・メディアコンテンツの分析や技術的な検証に取り組んできました。SMNの持つ深い生活者理解と、ソニーグループの最先端AI技術および高度なデータサイエンススキルとを融合させることで、この度のサービス提供が実現しました。「SENZAI」は、企業の個別の課題に深く寄り添い、コミュニケーション戦略の立案から実行、効果検証に至るまで、総合的なマーケティング支援を提供してまいります。将来的には、AI活用を核とした更なるサービス拡充も視野に入れ、マーケティング事業全体の進化を目指します。
SMNは本サービスを通じてAIのマーケティング活用・検証・開発を積極的に行い、マーケティング課題解決を通じてクライアントの事業成長に貢献してまいります。
*1: コミュニケーションプラン
マーケティング活動においてターゲットとなるユーザー層に対して、どのようなメッセージを、いつ、どこで、どのように伝えていくかを具体的に計画すること。
*2: コンテクスト広告
SMNが提供しているDSP「Logicad」の機能。
商品が提案するライフスタイルや、解決できる消費者課題などをコンテンツページからAIが消費者コンテクストとして解析。関連性の高い最適なページに配信することで消費者のモーメントを捉えた訴求が可能。
*3: 生成AI
文章や画像、音声など多種多様なフォーマットのコンテンツを生成できるAI。
■AIコミュニケーション戦略支援サービス「SENZAI」サービスサイト
https://www.senzai-marketing.com/
■SMN株式会社 < https://www.so-netmedia.jp/ >
2000年3月に設立。ソニーグループで培った技術力をベースに、マーケティングテクノロジー事業を展開しています。「技術力による、顧客のマーケティング課題の解決」を実現するため、ビッグデータ処理と人工知能のテクノロジーを連携し進化を続けています。現在、DSP「Logicad」、マーケティングAIプラットフォーム「VALIS-Cockpit」のほか、テレビ視聴データ活用広告配信サービス「TVBridge」を提供するなど、マーケティングに関する様々な課題解決を実現しています。
※記載されている会社名、団体名、商品名、サービス名は各社、各団体の商標または登録商標です。
SMN株式会社 広報担当